私の周りにはガテン系の個人事業主が多い。ようは一人親方というやつだ。
そして基本的に自分より歳上なので、50歳とか60歳になる。
その歳になると、みんな口を揃えて言うのが、「まだ出来る」みたいなことだ。
あと10年出来るとか。5年は楽勝だろうみたいな発言を聞くのだが、正直に申したい。
そんな発言をしている時点で終わってる
と。
一番の先輩で78歳になる個人事業主がいる。もちろん現役。今も現場に出て仕事をしているのだが、もう限界だ。
彼とは20年来の仲だが、もう直視するのも辛い。
そんな彼も60歳の頃は意気揚々と語っていた。あと10年は現役でいけると。
もちろんそれは事実だったのだが、その時点で出口を決めておくべきだった。
国民年金だけでは大した収入にならないので、他の収入源も確保しつつ、〇〇歳までにやめると決めておくべきだったのだ。
「まで出来る」なんて言い始めたら要注意。それは出口を明確に決めてない発言だし、そんなことを言ってる時点で終わっている。
諸行無常。人はいつまでも元気ではないし、いつまでも同じようには動けない。
先を決めておかないと幸せにはなれないのだ。