中1の息子を連れて、卓球のオープントーナメントに出てきた。
私は観戦するだけだったのだが、試合に出る当人は緊張していた。
息子は生まれて初めて出る大会だったので、それはそれは心に来るものがあったのだろう。
彼は卓球にハマってるのだが、学校に卓球部はない。
習い事でやってるだけなので、試合経験がなかったのだ。
始めたのは半年前。そして事実上、今日が初めての実践だった。
結果は1勝4敗。親としては大満足だ。
別に大人に混じっての試合だからではない。
出る出ない、やるやらないの壁を超えたことが嬉しかった。
誰でも初めての大会は緊張するし、結局出ないまま終わる人も多い。
大人になったらなおさらだ。そういう感情に負けて、新しいことに挑戦しなくなる。
正直自分もそうだった。でも自分の場合はビリヤードが教えてくれた。
下手でもいいから試合に出れば、そこでかけがえのない経験値が入る。
それは練習で入るものの10倍以上だ。
そうやって挑戦を続ければ、早いスピードで上達する。
勉強でもスポーツでも仕事でも。
だから、息子がそういう環境に一歩踏み出してくれたことが嬉しかった。
どんどん挑戦しよう。一瞬の恥を気にしなくなるだけで、人生は好転していく。