毎朝5キロほど散歩するのが日課だが、最近は資本主義について考えることが多い。
実力主義と言い換えてもいいかもしれないが、世の中は資本(力)を持ってるやつが強い。
簡単に言えば「金持ちは強えー」ってことになる。
個人的には資本主義に賛成だ。
自分みたいに、ロクに高校すら行ってない人間でも、努力次第で周りよりも稼げるし、会社を作れば「社長」というポジションに収まれる。
そんな資本主義を肯定するように働いてきたが、最近は気持ちに変化がある。
資本主義なんてクソだ
という気持ちが頭をよぎるようになってきた。
別に自分が世間的に上手くいってないわけではない。むしろ順調すぎて怖いくらいだ。
そうなると、こんなもんは単なる数字集めだと思うようになる。
資本主義なんてもんは、数字集めゲームで、それを適当にコントロールした人間が勝つと。
実にくだらない。だからといって共産主義的な気持ちを持つわけではないが、今の世の中はクソゲーだ。
どんなラッキーであれ、1回金を持てば勝つ確率がめちゃくちゃ高い。
別に投資の知識なんてなくてもいい。金があれば時間が出来る。働かなくていい時間が。
その時間を使って、アプリを作るなり動画を撮るなりすれば、他人よりも成功する確率は高い。
会社に勤めながら、アプリ開発者やYouTuberを目指す人間と比べて、成功確率は段違いだろう。
それもこれも金をもってるからだ。
反対に金がない状況にひとたび落ちれば、そこから脱するのは至難の業だ。
すべてが悪循環。目先の金を稼ぐことに必死になり、未来への投資が出来ない。
先々を考えて、自分のルートを作る作業が出来ないのだ。
金持ちと貧乏。どっちの立場も、一度なったらなかなか変えられない。
そういう仕組みになってるから、資本主義はクソだと思う。
大好きな反面、こんなクソゲーに参加している自分がアホらしい。