アプリを作るとき、まず先に需要があるかどうかをチェックする。
そこで需要があることを確認したら、次は競合(ライバル)をチェックする。
需要に対しての供給がどうなってるのかを調べるわけだ。
当然のように需要があれば供給がある。競合なんてもんは、あるのが当たり前だ。
そこで競合を見て、どこを突くのか考える。
勝負出来るのか。出来るとしたらどうやって勝つのか。
個人的には、引き算を使うことが多い。
例えば競合アプリが3つあったとしよう
そえぞれの機能は以下のように仮定する。
競合1 : ABC
競合2 : AMN
競合3 : AXY
Aという機能は共通で、あとはそれぞれ独自の様相を呈してるとき、Aはそのジャンルにマストな機能だ。
メッセンジャーアプリで言えば、メッセージの送受信。
私はこういう場合、Aだけで勝負することを考える。機能の引き算思考だ。
あれもこれもと機能を足す開発者が多いが、私はいつも引き算をする。
あえてAだけにしてしまった方が、ユーザーは分かりやすいからだ。
説明書がないアプリだからこそ、「シンプルで分かりやすいこと」は強力な武器となる。
あれこれ足す暇があれば、引き算に頭を使おう。