思い返せば今日までの人生、逆張りばかりしていた。
皆が急に勉強し始める中学生のときも、逆に全然勉強しなくなった。
勉強は自分が最も得意とするところだが、あえて逆張りをした。
結果的に高校は1ヶ月で中退。15歳から働き出し、ガテン系で起業することになった。
世間はITで盛り上がってる頃だったので、かなり逆を行っていた。
これはこれでOKなのだが、やはり資本主義社会では順張りが大事だなと感じる。
それは10年前に生まれて初めてパソコンを買い、プログラミングを始めたときからそう思う。
順張りをすれば、金銭的に不自由をすることは少ない。
具体的に言うならば、「順張りをするようにすれば、お金儲けが楽になる」ということだ。
別に人生金じゃないが、金を得るために働く時間は短くしたいし、極論こんなもののために人生の時間を使いたくはない。
それゆえ、資本主義は順張りが大事だと思う。
例えばスマホアプリひとつとってもそうだ。
まだまだ世の中はアプリ全盛期だ。皆がスマホをいじり、アプリを触っている。
IT強者ならば、次の波（例えばAI）だったり、Web3みたいなものに対してアンテナを立てているだろう。
「スマホアプリで生計を立てるなんて時代遅れ」みたいな意見があってもいい。
当然いつかは終わる。だから、今のうちから次の芽に投資をしてる人もいるだろうが、それらは基本逆張りだ。世間の流れに対して、逆の行為となる。
アプリで成功してない開発者ほど、訳の分からん逆張りをしがちだが、今世間の流れはアプリにある。
これが優位である以上、これに張るのが正解だ。今ある優位性に張ればいい。
すでに大成功を収めて、何も不自由ない生活をしてるのなら、好きにすればいいだろう。
誰からも見向きもされないWebサービスを作ってもいいし、ポエムを書いたりしたっていい。
口笛の上達に励むのも個人の自由だが、金を稼ぐなら別だ。
これは順張りが正解。1万稼ぐ労力が、順と逆では大違いだ。
だから私は順張りをする。世間の先を行くことはしない。
知識として先のものを仕入れても、アウトプットは世間に合わせる。
そういう風にして生きていきたい。
