妻にはアプリのデザインをやってもらっている。
自分でいうのも何だが、妻のデザインは素晴らしく、これのおかげでアプリが売れてると言っても過言ではない。
なので、デザインに対して文句をいうことは少ないのだが、アプリのスクショに関しては、よく文句を言う。
ようはアプリストアに並べるスクショのことである。
このように、私のアプリのスクショは、文字が大きい。
しかし、最初に妻が作ってくれる段階では、文字が小さいのだ。
確かに文字は小さいほうがオシャレだ。デザイナーゆえに、そうなるのだろう。
しかしスマホ画面というものは小さい。
オシャレな文字など、目につかないのだ。
ロードサイドにある家系ラーメンを思い浮かべてもらいたい。
あれは露骨にでかい文字で、何ならギンギラのデザインが多いだろう。
なぜなら、そのくらいしないとドライバーの視界に入らないからだ。
飲食関係者から聞いた話では、ロードサイドで繁盛してる店ほど、看板のデザインにこだわってるという。
会社の会議でも、看板のデザインに対して、徹底的に議論を交わしてるというのだ。
ようは、見えてなんぼ。認知してもらってなんぼ、ということだ。
丸亀製麺なんかも、どでかいフォントで「丸亀製麺」と書いてあるが、前は「釜揚げうどん」だった。
ブランド名が認知される前は、とことん商品名を押し出してたわけだ。
売れない店ほど、小さい字でごちゃごちゃ書いてある。
売れてる店は、どでかくシンプル。
ラーメン、うどん、焼肉、とんかつ。
そうやって「この店はこれ」を一瞬で認知させているのだ。
回りくどくなったが、スマホアプリも同じ。
多少ダサかろうが何だろうが、ユーザーに認知してもらってなんぼだ。
オシャレなんかどうでもいい。「見えるデザイン」にすることが大切だろう。