自分がどれだけ絶対だと思ってる考えでも、所詮は「49:51」だと思う。
つまり、何かの拍子に、簡単にひっくり返ってしまうということだ。
自分のことで言えば、元々スーパーアナログ野郎で、「ITなんかクソ」だと思っていた。
パソコンでカチャカチャしてるやつを見るたびに、「あんなもんコンセント抜けばおしまいだろ」なんて悪態をついてたものだ。
もちろんこれも簡単にひっくり返った。
iPhone5を転機に、自分の人生はスーパーデジタルに変わってしまった。
今ではアナログは人間を見ると「なんて非効率な。。」と嘆いてしまう。
他にもある。例えば人の雇用についてだ。
今の自分は「人を雇わないこと」を良しとしている。
しかし前は「雇ってなんぼ」だと思っていた。
もちろんこれも簡単にひっくり返る可能性がある。
このように、どんな考えでも実は紙一重で、いつか反対側に回るかもしれない。
自分がどれだけ絶対だと思っていても、だ。
そうやって常に自分の考えを疑うというか、柔軟にしておくと良い。
今思ってる「正解」は「今限定のもの」であって、それは時と場所によって変わるということだ。
思考を固定化することは恐ろしい。
それは人生の可能性を狭めることになる。