結果を出そうと思ったら、本質に近い場所で努力するのが大事だ。
人によっては「センターピン」とか表現するのかもしれない。
エンジニアのことはよく分からないので、窓拭きで表現してみよう。
窓拭きの仕事をしてる人たちは、いかに速く綺麗にするかを考えてる。
それはそうだろう。そういう仕事なのだから。
しかしここでお金を稼ぐことを目的としよう。具体的には月100万とする。
はっきり言って、自分1人で月100万稼ぐのは不可能だ。しかし他人の手を借りれば十分可能。
しかし、それをやる人は極めて少ない。
ようは自分の24時間を使わずに他人の24時間を使えばいいのだが、そういう発想になる人は稀だ。
別にどういう人生を過ごそうが、それはその人の勝手だが、「窓拭きで月100万稼ぐ」と決めたのなら、それに沿った努力をしなくてはいけない。
自分1人で遮二無二やることは、本質から遠い努力だ。
「どうすれば他人に気持ちよく働いてもらえるのか」とか「どうすれば仕事(案件)を増やせるのか」を考えて実行するのが、本質に近い努力と言える。
こんなこと、書いてしまえば当たり前のことだが、やってる人は少ない。
そしてこれは窓拭きみたいなガテン系特有の現象ではない。
アプリ開発でも普通に見る光景だ。
「自分の作りたいアプリを作る」のと「自分が作ったアプリで生活する」のは、全くの別物だ。
しかし、これを勘違いしているエンジニアは多い。
上記の窓拭きと同じことが、あらゆる業界で起きてるのだと思う。
私はエンジニアとしては4流だが、この事実に気が付いてからは、この場所でやっていけるなと思った。
本質に近い場所で努力する人間が少ないのなら、チャンスはいくらでもある。
自分の目的から逆算して、本質を理解することが必要だ。